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平和だから、憲法九条があるからできる社交ダンス

社交ダンスを毎日のように練習して、ダンスパーティではいろいろな女性と踊る。生涯スポーツに選んだ社交ダンスは自分の生活に欠かせない運動、趣味になっています。ですから、社交ダンスへの思いは日に日に強まっています。

先日、社交ダンスの仲間から、突然ですが、興味ある提案を受けました。それは「社交ダンス-九条の会をつくりませんか」というものです。

私たちがこうして毎日のようにダンスをやれるのも、「日本が平和だからダンスができる。憲法九条があるからダンスができる」、このダンスができるおおもとを大切にしていこうというものです。

呼びかけ文書を読みますとほぼ賛同できる内容でした。私にも呼びかけ人にならないかと相談があったので、OKしました。私自身も「平和、そして戦争放棄した憲法九条があるからこうしてダンスができる」と思うからです。

人生いろいろなことに出会うものです。

この意外性が人生をさらに楽しくさせてくれます。

<呼びかけ文>

 社交ダンスは、男性がリードし女性がフォローするスポーツであり、男性と女性のハーモニーの芸術だと思います。美しい踊りを創造するには、男性と女性は互いにしっかりと向き合い、対等平等で協力し合い一つに溶け込む努力と、そのための日々の研鑽が大切です。なによりも社交ダンスは、人と人との出会いを生み出し、お互いの親睦を深め広める、すばらしいスポーツだと思います。

この思いを達成するためには、それを土台から保証する戦争のない平和な社会が必要です。幸い日本では、戦後60数年間、平和が続き、お陰で私たちは社交ダンスを気兼ねなく楽しむことができました。今や日本の社交ダンス人口は、300万人と推定されています。

このような社交ダンスの隆盛は、60数年前、日本国民と世界人類の知恵が、産み育み続けた戦争放棄と戦力を持たないと規定した「日本国憲法九条」が、土台にあると思います。
しかし、その「九条」が変えられようとしています。

これを察知して、2004年、世界から戦争を無くすため、「憲法九条を激動する世界に輝かせたい」と、井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子、9人が「九条の会」を立ち上げました。今では、これに賛同する「九条の会」の子どもが、全国各地域、各分野に沢山生まれ、その数は7,500以上にのぼります。

この中には2005年に生まれた「東久留米九条の会」も含まれます。そして孫の「東部九条の会」 「西部九条の会」「前沢・南町九条の会」「金山・氷川台・上の原九条の会」「南沢九条の会」「本町・中央九条の会」「小山・幸町九条の会」が次々生まれ、すくすく育っています。

そこで、この滔滔(とうとう)と流れる大きな「九条の河」におだやかに身を任せ、日本の社交ダンス界初めての、「東久留米-社交ダンス-九条の会」を発足させ、私たちの宝「憲法九条」を守る「国民の過半数結集」に寄与したいと思います。

その活動の一環として、今後毎年、「憲法記念日」(5月3日)に「憲法九条賞賛ダンスパーティー」を開催していきたいと思います。

なにとぞ、この趣旨にご賛同の上、「東久留米-社交ダンス-九条の会」に、こぞって入会されることを、心からお願い申し上げます。

                     2011年2月22日(火)

「東久留米-社交ダンス-九条の会」
by xiyuannei | 2011-02-25 06:54 | 社交ダンスはスポーツ
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