J大学のEngkish Skills IIのクラスを参観してきました。
授業参観は久しぶりです。2か月ほど前、電話があり、「大学生の自宅生と自宅外生の生活・意識を比較して発表したいんです。HPでみたんですけど資料はありませんか」ということだった。その数日後、資料を渡したのですがその時「発表するとき可能なら観ることができますか」と言ったところ、後日、先生の了解も得たので時間があれば観にきてくださいとのメールがあり昨日行って来ました。 授業は9時15分から11時50分までで2本のプレゼンテーション。クラスの人数は24人、うち女子学生が20人という圧倒的に女子の多いクラスでした。大学自体、7割くらいが女子だそうです。 彼女たちは自分の大学の学生への調査、私が渡した全国調査の結果を整理して上手に発表していました。英語による発表と質疑も全部英語です。ここの学生たちはこういう授業でプレゼンテーションのスキルアップをしているのか・・・と勉強になりました。1991年文部省が発表した「大学設置基準の大綱化」のなかで、学生に発表能力をつける教育をしなさいと書かれてあり、どこの大学もそれにむけた教育改革が行われてきましたが、私が事例を見るのは慶応義塾(藤沢)の授業につついて2回目です。 アメリカの大学授業ではパブリックスピーキング、プレゼンテーション、ディベートなどのスキルアップの授業が重視されていますが日本は今いちでした。それが教育の現場ですごく変わりつつあるのがわかりました。 彼女たちのハンドアウトは Title 「Living with Family vs. Living Alone」 1. The motivate of the survay 2. Hypothesis - Shizu, Yumi 3. How to survey 4. The results of survey & Findings 5. Role play * Role Yumi: a studentliving with family.She is dependent. Shizu: a student living alone. She is independent. * Stiuation After school, Shizu invites Yumi to go to dinner together, They discuss each other's lifestyles. 6. Analysis 7. Our opinions after the survay 問題意識を持ってデータを集め、一定の仮説の元にデータを整理し、比較分析する。プレゼンなのでオーディエンスにロールプレイを通じてわかりやすく事態を説明し、その後、考察と分析をして最後に自分の意見を発表する。 参加者(クラスメートですが)から、Good job と褒められるほど、質問が活発で彼女たちも考え考え答える。クラス全体が彼女たちのプレゼンを素材に意見交換で盛り上がる。外国人の指導教員も自分のクラスの学生に自宅生が多いこと、ほとんどの学生がアルバイトをしていることなど知って、声をあげていました。 帰国子女が多く、英語能力も高い学生が入る大学ですから、他の大学とちょっと違うかもしれません。私の横に座っていた大阪から出てきた女子学生と話しました。前回の授業で、仕事と家庭の両立のテーマで発表が終わったとのこと、そして彼女に仕送り金額を聞いてみました。「月20万円です。」う~ん、さすが多い・・・。
by xiyuannei
| 2004-07-10 06:27
| 日常生活は発見がいっぱい
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