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別科から大学へ

10ケ月ぶりにあった彼女は元気なので安心しました。昨年9月日本に留学にきていたのは知っていましたが、そのあとどうしているかと気になっていました。ある大学の日本語別科に所属していて、今年11月に大学受験し来年4月にはどこかの大学に入学する予定です。マスコミ志望に焦点を当てたようでJ大学を受けたいとのこと。まずはやる気さえあれば実現の可能性は高いのできっとゲットするでしょう。

彼女は上海で短期大学(3年間)に通っていてその時に日本語1級をとっていました。ですから昨年9月別科に入学した時のクラス分けは一番上のクラスだったとのことです。まだ日本に来て半年ですがアルバイトは月から金までやり、昨日は地域の国際交流パーティの司会を依頼されて務めてきたとのことでした。やはり来日するにも日本語ができると、即、日本社会に入り込む条件ができ、「来日前に日本語を習得しておくことはプラスだな」と彼女の話を聞いて思いました。

本人は問題意識と目標をはっきり持っている人で、大学在学中から日本に留学したいと希望していたようです。しかし、一人っ子。簡単には家族は同意しません。お金もかかります。しかし、着々と留学の準備をしてきて、昨年春頃から留学ビザの申請を行ったものの、昨年は日本の留学受け入れ基準が厳しくなったこともあり7月段階でも日本にいけるかどうか心配していました。しかし、8月上旬にビザがおり、そこから慌しく緊張しながら来日の準備をしたようでした。

感心したのは昨年11月に5大学ほどの大学祭を見に行っていることでした。一種のオープンキャンパスのようなもので、自分の行きたい大学の下見を兼ねていたようでした。毎日問題意識を持ちながら生活している彼女は、「すごく充実した毎日を送っています」と語っていました。順調な滑り出しに感謝し、あと5年ほどいる日本に様々な期待を持っているようです。

最後に言っていました。
「モデルのアルバイトがないかと思っているんです」。
~ん、上海の女性は自信家だなあ~。
by xiyuannei | 2005-01-30 11:08 | 日中の雑感あれこれ
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