人気ブログランキング | 話題のタグを見る

音の世界、過去・現在・未来

インターネット上で音楽、ニュース、ビデオを聞いたりするのに、Windows Media PlayerとReal Audioを主に使っている。どちらかいうとReal Audioの方が使い勝手が良く、二つある場合はそちら選択して聴いている。

両方とも無料版がありそれをダウンロードして使っているのだが、ついにReal Audioの有料版を買ってしまった。動機は毎日必ず使うのだから無料版より性能のいい(はずの)Real Audioを使おうという気持ちになったことだ。しかし、いつまでもただは悪いな!という気持ちがないわけではない。

3600円後日請求がくるが、有料版のソフトは一定の手続きをすればすぐダウンロードして使える。メーカーはこれでお金が入るのだから無料版を出してインターネットユーザーに無料で使わせているのがわかる。つまりは現物宣伝なのだ。

それにしても、パソコンとインターネットで世界中のかなりの音と映像情報をキャッチすることができるのだから便利だし安い。こういうものには一定度、金をかけてでも環境を作っておくことがやはり得策に違いない。

子供のころはランプだった。毎日、ランプのほやを磨いて石油をいれてランプの芯にマッチで火をつけた。テレビはもう十分普及していたが、うちにあるのは有線放送とトランジスタラジオだけだった。だから、音を聴く、ラジオなどの番組を聴くことに対しては執着心があった。相撲、落語などラジオに耳をくっつけて聞いたものだった。

大人になってから、海外放送を聴くために、スパイも使うという高性能のソニーの短波トランジスタラジオを買って海外の放送を楽しんだ時期があった。

しかし、今は、インターネットで十分になった。データをWindows Media PlayerとReal Audioなどで取り込める。長い間、ラジオなどの世界にこだわったものから見れば今は完全に世界=プラットホームが変わった。便利な世の中になったことだ。

いまの若者はゲーム機、パソコンなどが普及した時期から自分たちの人生があるだろうが、ひと昔前の人間は違う。ふた昔前はもっと違っただろう。

音を伝える世界もまた、過去、現在、未来をわれわれに与え続けている。
by xiyuannei | 2003-11-10 08:05 | 日常生活は発見がいっぱい
<< ファンクラブができてからがおも... 時代に流されている自分 >>