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1000円カット

明日から仕事開始、8日間の年末年始休暇も過ぎてしまえば早いものです。

気持ちの切り換えに・・・と思い、近くの床屋にいきました。カットのみですので1000円です。最近はカードを作りその中に髪型を登録するサービスがあります。これは自分にとってはけっこう便利なんですね。

いつも「耳をだすくらいですか」「もみ上げの長さは」「後ろは刈り上げますか」など、おなじような会話をして髪の毛を切ってきました。そのうち自分の髪はどのくらいがよかったんだっけ、今日の人は自分の思いが通じるかな、なんて余計な心配をしながら椅子に座っているんです。

今日は思い切って髪の毛を短くしました。

やって貰いながら「今日の髪型を登録しておいてください」と言うと、「もちろんですよ」という声。今日の理髪師は若い女性でして、急に「外は寒いでしょうね」なんて言うものだから「ええ、今日は風があるんで寒いですね」と返すと、続けて「正月にスキーに行ってきたんですよ」「スキーやりますか」なんて言います。「ええ、やりますよ」と答えたのだけどそれだけでは悪いので「どこのスキー場ですか」なんてこちらから聞いてしまって・・・。う~ん、今までこんな会話は無かったな、これもデータ集めのための会話なのかな?なんてちょっと思いながら会話を続けていくのでした。

カットだけだと10分くらいなのでショートカンバセーションで済みます。

いまや1000円カットの理髪店はいたるところにあり、私が使っている駅内の乗り換えのところにもあります。そこはいつもサラリーマンが並んでおり、せっかく短時間で終わるカッティングがそれをやってもらうまでかなり並ぶものでまったく行きませんが・・・。

96年だと思いますがシドニーに行ったとき、5ドル(400円ほど)でカットのみをやる理髪店がありそこに入りやってもらいました。その時は、こういうのが日本にもあるといいな、と思っていました。そうしたら2000年ころから新宿にいくつかカット専門の店ができはじめました。それからは床屋はカットオンリーです。

いまやあちこちにある1000円カットですが商品細分化が床屋の世界でもあるわけです。
by xiyuannei | 2005-01-05 20:44 | 数字からみる社会の断面
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