第27回千歳JAL国際大会に参加して
今回は参加者9000名ほどで最高だと主催者は言っていました。フルマラソンの申込者は2860名ですから、まあ、多いほうです。しかし圧倒的にハーフ、10キロ、3キロなど気軽に参加できるコースへの申込が多いようです。 27回もやっているので、かなり盛り上がる大会なのかなと思ったらそうではありませんでした。地方都市の小さなお祭りという感じで手作り感いっぱいのマラソン大会でした。 マラソンコースはスポーツセンターから山の中に入っていくので林のなかをズーと走ります。ですから、沿道にはほとんど応援者がいません。ゴールにも家族などの応援者もいなく、走るのが好きな人が集まって走っている大会だなという印象です。3キロファミリーなどのコースもありますがわれわれフルマラソンのランナーにはそれは見ることができないし、ゴールに戻ってきてもほとんど3キロファミリーの参加者の姿はすでにありません。 千歳は自衛隊の町なので、自衛隊のブラスバンドも出ていましたが最初だけのようでパフォーマンスのために協力しているようでした。 このマラソンは当初は6月実施、その後すぐ9月実施に変更して、数年前にまた6月に戻ったらしいです。地元のランナーに聞くと「このマラソンのスポンサーはJALなので観光客集めに6月に変えたんじゃないのかな」と言っていましたが、地元の人には9月のほうが良かったという思いを持っている人も多いようです。 27回という歴史のある割には今ひとつ企画運営、宣伝、楽しませ方など工夫の余地がある大会という印象でした。 <このマラソンは良い◎、まあまあ○、今いち△で評価すると下記の通りでした> 参加費: ◎ 4,000円なので安い。(ハワイマラソン、東京マラソンなどは1万円) エントリー: ◎ インターネットなのでラク。 現地受付: ◎ ひろい体育館なのでスムーズでラク。 カーボローディング:これはなかった。 交通の便: ◎ 千歳駅から会場までに無料バスもでておりラクだった。 マラソン雰囲気:○ 淡々と進んでいる感じ。 スタート: ◎道路をスタートにしており、参加人数の関係で問題なし。 コース: ▲ 走りにくかった。山道なので砂利、砂でできた道路。しかし、そういう特性をもったコースなのだという情報を事前に持って走れば問題なかった。 水など補給: ◎ 5キロごとにスポーツドリンク、水とスポンジを常設。 ゴール: ◎ 参加者が少ないので順番にゴールして問題なし。 コース雰囲気:▲ ランニングの練習の延長で一生懸命走っているような感じだった。 応援: ▲ コース中は全然いない。30キロ付近で「熊の出没に注意」と看板があり普段はそんなに人が行かない道路なのかも知れない。 マッサージ: これはなかった。 荷物預かり: ◎ 体育館のなかで預けたが、問題なし。 ゴールイベント:△ 寂しい。 メダル・シャツ: ◎ メダルはなし。今Tシャツとタ手ぬぐい。 エキスポ:これはなかった 天気: △ 10時の走りはじめは12度の曇り。昼ころから太陽が顔を出し熱くなる。 時期: 〇6月は国内マラソンが少ないのでいいと思う。
by xiyuannei
| 2007-06-07 06:20
| ランニングは楽しい
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